白熱するスポーツ観戦。その場面でしか味わえない熱気を、“熱い写真”にして残しておきたいですよね。スポーツには、絵になる瞬間がいっぱい。でも、スマホで撮ろうとすると、イマイチ構図が決まらなかったり、ブレてしまったりして、上手に撮れないことも多いのではないでしょうか。
今回は、スマホでスポーツの写真をうまく撮影するための4つのポイントをご紹介します。
スポーツ写真をスマホで撮る! その1
「待って撮る」がキホン!
スポーツの場面をスマホで撮影していると、どうしても被写体を「追いかけながら」シャッターを押してしまいがち。被写体の動きが早くて撮影のタイミングが追い付かず、手ブレてしまったり、ピントが合わず、ピンぼけした写真が多く撮れてしまうことも……。そういった、撮影がなかなか難しいスポーツ写真を撮る基本は、「待って撮る」こと。
例えば、お子さんが参加している少年野球の試合。うまく撮影しようと、お子さんの動きをずっと追いかけながら、撮影していませんか?
お子さんの試合中の写真をスマホでうまく撮影するためには、一番いい角度で撮れる場所を探し、その場で待ってシャッターを切りましょう。
撮影する前に、相手のチームやほかのお子さんで撮影の予行演習をしておくのもポイントです。撮影する時は、脇を締めてスマホが動かないようにすることも忘れずに!
ひとことお役立ちメモ
野球の試合で、バッターがボールを打つ瞬間をスマホのカメラでうまく撮るコツをご紹介!
ボールを打つ瞬間をうまく撮るには、“ピッチャーの動きの確認 ”と“スマホのピントを合わせるタイミング ”が重要です。ピッチャーがボールを投げはじめるタイミング(軸足と違う足を上げた瞬間)にスマホのカメラのピントを打者に合わせ、打者が腰をひねり始めた瞬間にシャッターを切ると、うまく撮影できますので、ぜひ試してみてください。
スポーツ写真をスマホで撮る! その2
「正面から撮るだけが写真じゃない」
スマホ撮影にありがちなのは、「すべて自分の目線で撮っている」こと。自分の顔の前にスマホの画面を向けて撮ると、どうしてもカメラの画角と視線はシンクロしてしまいます。でも、ちょっと違ったアングルから撮ったり、スマホの撮影機能を使ったりすると、すごく印象的な写真が撮影できるんです。
例えば、「下からあおって撮る」と、このように迫力満点な1枚に!
少し離れた場所にいる被写体をうまく撮りたい場合は、スマホには、撮りたい被写体を拡大してトリミング保存できる機能があるので、まずは、遠目から被写体を撮影。あとで、拡大〜トリミングして、保存しておく方法もおススメです。
軽くて、いろいろなアングルや撮影方法で自由に撮ることができるスマホのメリットを活かして、いつもと違う1枚に挑戦してみては?
スポーツ写真をスマホで撮る! その3
思い切って「引いてみよう」
選手や子どもたちの姿を間近で捉えたい心をちょっと我慢して、あえて引いて撮るのもおすすめです。
このような写真は、プロカメラマン用語では「イメージショット」と呼ばれる撮影方法です。撮影のタイミングは、例えば、観客をバックに球場を駆け抜ける野球選手、広大なフィールドの真ん中でボールを操るサッカー選手など。会場の雰囲気が伝わる、インパクト大な1枚に仕上がります。数メートル後ろに下がってみると、意外な撮影スポットが見つかるかもしれませんね。
スポーツ写真をスマホで撮る! その4
スポーツ道具も一緒に撮影してストーリーのある一枚に
スポーツ試合や大会の1日を追いかける中で、一連の写真にアクセントとして入れておきたいのが、スポーツ道具です。
球技ならボール、陸上競技ならスパイクやハードルなどの道具を手前に入れて、人ではなく道具にピントを合わせて撮ってみましょう。ストーリーを感じさせる、印象的な写真になります。思い出の1日をさらに素敵に演出してくれる、上級者向けの撮影方法ですが、ぜひチャレンジしてみてください!
4つのテクニックを使ってみると、1日の写真を見返した時、バリエーション豊富な写真が並んで楽しくなってくるはず。そんな楽しい写真は、スポーツ仲間やママ友に、シェアしちゃいましょう!
思い出いっぱいの写真たちは、マイポケットで安心・安全にバックアップ。仲間とのシェアもカンタンです。