もう何十年も前の家族旅行や、子どもの入学式で撮ったビデオテープ、家の押し入れや戸棚にためこんでいる方も多いのではないでしょうか?古いテープにはどれもこれも思い出が詰まっていて、捨てるに捨てられないものですよね。

<こんなビデオテープをお持ちですか?>

  • 20年前に撮影した結婚式のビデオテープ
  • 子どもが生まれたときに撮影したビデオテープ
  • 高校の卒業式を撮影したビデオテープ

かといって、保管するのもなかなか面倒で、「かさばるので、収納場所に困る」とか、「もうビデオデッキも捨ててしまったから、どうせ見られない」なんて声もあります。しかもテープは保管状態によってはカビが生えたり、切れたり、年月を経て劣化することがあります。久しぶりに見てみようと思った時には、もう再生できなくなっているかもしれません。

そこで今回は、再生できなくなる前にぜひともやっておきたい、ビデオテープをデジタル化する方法を大きく2つに分けてご紹介します。

ビデオデッキがないからもう見られないと諦めていた、結婚式やお子さまが生まれたときのビデオも、また家族みんなで一緒に楽しめたら素敵ですね。そんなデジタル化のすすめ、さっそく見ていきましょう!

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そもそもデジタル化とは?
デジタルとアナログの違いとビデオテープデジタル化をすすめる理由

そもそもデジタル化ってなんだろうと思われている方に、デジタルとアナログをイメージしてもらえるモノを紹介します。

デジタルなモノ:DVD、CD、MD、パソコン、デジカメ
アナログなモノ:ビデオテープ、カセットテープ、写真フィルム、レコード

デジタルなモノの特徴

  • 「デジタル信号」を使っている
  • 音声や映像をパソコンなどで容易に操作できるよう変換したモノ
  • 記録したデータはほぼ劣化しない

アナログなモノの特徴

  • 「アナログ信号」を使っている
  • 実際の音声や映像に近い状態で残したモノ
  • 外部からの影響を受けやすく記録媒体が劣化しやすい

「デジタル化」とは、アナログデータをデジタルデータに変換すること。人や物から発せられる声や、人が見ている映像はアナログデータに分類され、記録した上記のようなアナログなモノの方がデジタルなモノよりもより本物に近いデータと言えます。

つまり、ビデオテープの中の映像データを取り出して、DVDやパソコンの中にデジタルデータとしてコピーすることです。「デジタル化」することで、データは劣化しづらく、データの保管場所も場所をとらないなどのメリットがたくさんあります。

デジタル化の方法その1
自分でデジタル化する

必要な機器さえそろっていれば、自宅でもデジタル化が可能です。ビデオテープ一本一本を再生・録画して、という完全な手作業にはなりますが。まとまった時間が必要な反面、作業をしながらなつかしのビデオを眺めて、ゆっくりと思い出を振り返る時間を持つことができます。

●ビデオ→DVD・ブルーレイにダビングする

DVD・ブルーレイレコーダーを使ったダビングが、もっともシンプルな方法です。

DVDへダビング

ビデオデッキとDVD・ブルーレイレコーダーをAVケーブルで接続し、ビデオを再生すると同時に、レコーダーで録画をはじめましょう。

●ビデオ→パソコンに取り込む

パソコンに保存しておけば、保管場所もとりません。また、パソコン操作に詳しい方にとっては、動画の編集にも便利なので、こちらの方法がおすすめです。

USBビデオキャプチャ

はじめに、パソコンとビデオデッキを「USBビデオキャプチャ」で接続しましょう。次に、パソコンに動画取り込みソフトをインストールして起動、ビデオデッキやカメラに録画したいビデオテープをセット。あとはビデオテープを再生すれば、ソフトで録画できます。録画した動画はそのまま保存もできますし、DVDに焼いて保存することもできます。

もう録画設定で迷わない!デジタル化補記

●スマホからも、いつでもすぐに動画を再生したい!

まずはMP4/MPEG-4(.mp4)など、パソコンでもスマホ・タブレットでも再生できるデータ形式で保存しましょう。パソコンからオンラインストレージなどを使って、スマホやタブレットに動画データをうつせます。

●できるだけ高画質で録画したい!

録画の際設定できる「ビットレート」(単位はbps)の値が大きいほど高画質の取り込みにはなりますが、昔のビデオテープは元の画質がそこまで高くないので、あまり高画質に設定してもデータが重くなるだけです。DVDの標準画質は4メガbpsに設定されていることが多いため、録画の際は4メガを目安にしてください。

デジタル化の方法その2
手軽で確実、専門サービスに頼む

ここまでの自分で行うデジタル化の手順を読んで、自分には難しそうだなと感じられる方には、専門サービスに丸ごと頼んでしまうという方法もあります。単にDVDにしてくれるだけではなくて、DVDにチャプターをつけてくれたり、オリジナルのパッケージを作ってくれたりする業者もあります。パソコンや機器の操作に慣れていない人にはうれしいですね。

<こんなときには専門のサービスがおすすめ>

  • もうビデオデッキは捨ててしまった
  • デジタル化したいテープが大量で、手に負えない
  • テープが切れたりカビが生えたりで、再生できない

特に、長年しまってあった古いテープは、知らない間にカビが生えていることも多いです。たまには収納場所から出して、テープの状態をチェックしてみましょう。また、カビのついたテープをビデオデッキで再生すると、デッキ内部にカビが残り、次に再生したテープにまでカビの被害が拡大してしまいます。テープに白い斑点を見つけたら、無理に再生しないでおきましょう。

まずは専門のサービスに申し込んで、補修がきくかどうか診断してもらい、できるなら早めにデジタル化してもらいましょう。※あまりにテープの状態が悪い場合、専門業者でも対応できないことがあります。

●お店に預けるか、自宅から発送の2パターン

デジタル化サービスには店舗に行ってテープを預けて、後日取りに行くパターンが1つ。もう1つ、ご自宅から発送すればDVDで受け取れる、オンライン受付のサービスがあります。たとえば離れて暮らすご両親のために、実家のビデオテープをデジタル化して整理してあげたい、というときはオンラインでの申し込みが便利です。サービスの申し込みは自分がネットからしておいて、あとはご両親に荷物の発送と受け取りをお願いするだけ。ちょっとしたことですが、これだけで家のビデオの棚がすっきり片付くので、きっと喜ばれるはずですよ。

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デジタル化したデータは
どんな方法で保管すればいい?

アナログデータをデジタル化して終了、と思うのは、少し気が早いのではないでしょうか?デジタルデータは一度失われてしまうと、復旧は難しいもの。デジタル化が完了したら、次はデータの安全な保存場所を考えましょう。データ自体の劣化の心配はないデジタルデータですが、DVDやパソコンのハードディスクなどの記憶媒体には寿命がありますし、記録媒体の破損や紛失の恐れがあります。データの安全な保存方法については、下記のコラムでも詳しくご紹介していますので、あわせてお読みください。

油断大敵!家族の大切な思い出、写真や動画データを安心・安全に残す保存方法って?

本当に大切な思い出だから、安全な場所に置いておきたい。けれども、いつでもどこからでも思い立ったときに見られるよう、手近な場所に置いておきたい。そんな方におすすめしたい保存場所が、クラウド・オンラインストレージです。

クラウドストレージ

●おすすめの理由①大切なデータを安全・安心に保存できる!

クラウド・オンラインストレージとは、ネット上にデータを保存しておける「自分だけの場所」を提供してくれるサービスのこと。「ネット上にデータを保存する」ということはつまり、「万一パソコンやハードディスクが壊れた時でもデータが失われることはない」ということです。不測の事態に備えたデータ保険、と考えることもできますね。

●おすすめの理由②スマホやタブレットからも手軽に動画が楽しめる!

オンラインストレージに預けた思い出のビデオは、パソコンからだけでなく、スマートフォンやタブレットから、いつでもどこでも楽しめるようになります。普段からあまりパソコンは使わない方でも、毎日身につけて過ごすことの多いスマホや、手軽に起動できるタブレットから、見たいビデオが見られます。

デジタル化した家族や親しい友人、大切な人との思い出は、クラウド・オンラインストレージを活用して、もっと身近で、安全なところに保存しましょう。またせっかくデジタル化したのだから、見たいときに手軽に動画を楽しみましょう。

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